
グリーンポイントクラブとは?
グリーンポイントクラブは一般社団法人日本自動車リサイクル部品協議会(JAPRA)と早稲田大学環境総合研究センターの共同で開発した自動車リサイクル部品によるCO2削減効果を換算・数値化する「グリーンポイントシステム」の普及促進と、これによって「リサイクル部品市場」の拡大をめざす運営団体です。
グリーンポイントクラブについて
ひとつひとつの自動車リサイクル部品毎にCO2削減効果の数値化を実現!

国内の自動車リサイクル部品流通業界団体である一般社団法人日本自動車リサイクル部品協議会は早稲田大学環境総合研究センターと共同で、自動車リサイクル部品の活用が新品部品に比べて環境負荷削減効果がどの程度あるかをLCA (ライフ・サイクルアセスメント)の考え方に基づき、「グリーンポイントシステム」として開発しました。
これにより1点1点の部品に対して新品を使用する場合とリサイクル部品を使用する場合を比較し、その差を「CO2削減貢献ポイント」として数値が見えるようになりました。
このシステムを共同で使用し合う組織を「グリーンポイントクラブ」と呼び、グリーンポイントクラブ会員はリサイクル部品をユーザーの皆さんに供給することにより、ユーザー自らが環境貢献と地球温暖化防止を意識できるよう手助けをすることで、リサイクル部品が更に幅広く利用されるよう一層の促進を図ります。
LCAライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment)とは?
製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用まで各段階での環境負荷を明らかにし、その改善策をステークホルダーと関係する方々と共に製品やサービスの環境影響を評価する手法でより環境負荷の少ない製品製造・サービス提供に向けた環境に与える負荷の低減を図ろうとするツールです。
グリーンポイントクラブは平成26年自動車リサイクル部品の供給で14万トンのCO2を削減しました。
日本の森林面積の換算で約7.4万ヘクタールに相当します。

グリーンポイントシステムは早稲田大学研究グループにより公式化された計算式にリサイクルパーツの諸データをあてはめる事で二酸化炭素排出量を数値化する仕組みです。
平成26年のCO2削減貢献
販売点数
中古部品 | 3,110,911 |
リビルド部品 | 467,696 |
合計 | 3,578,607 |
グリーンポイント CO2削減効果数値
kg-CO2 | 140,341,863 |
t-CO2 | 140,342 |
グリーンポイントクラブ加盟団体
一般社団法人 部友会 | 自動車補修部品研究会 | NGP日本自動車リサイクル事業協同組合 |
株式会社 システムオートパーツ | 日本パーツ協会 | シーライオンズクラブ |
テクルスネットワーク | リビルド工業会全国連合会 | 一般社団法人 ARN |
株式会社 ビッグウェーブ | ㈱JARA | SPN |
※グリーンポイントシステムを利用するには、グリーンポイントクラブにご入会していただく必要があります。
会員になるためには、グリーンポイントクラブに加盟している団体のいずれかに所属していることが条件となります。
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